ジャパンラグビー リーグワンで昨季準優勝の東京サントリーサンゴリアスが、第2節で今季1勝目を挙げた。12月25日に東京・味の素スタジアムでNECグリーンロケッツ東葛と対戦し、50-19で制した。
SH齋藤直人のトライで先制した東京サンゴリアスは、相手に5点を返されたあとの前半27分、ゴールに迫ってLOハリー・ホッキングスが力強いレッグドライブから腕を伸ばして追加点を挙げた。
前半ラストと後半の序盤には、ラインアウトモールを起点に連続トライ。
対するグリーンロケッツ東葛は、49分(後半9分)にWTBレメキ ロマノ ラヴァ主将が力強い走りでゴールに持ち込み、57分にはラインアウトスチールから攻めに転じてCTBティム・ベネットの突破とオフロードでCTB松浦康一のトライが生まれたが、反撃はそこまで。
東京サンゴリアスが終盤に1人少ない時間帯もあったが3トライを追加し、大差がついた。
同日、下部のディビジョン2では2試合がおこなわれ、岩手県の釜石鵜住居復興スタジアムでは三重ホンダヒートが11トライを挙げて75-12と釜石シーウェイブスを圧倒している。
愛知・パロマ瑞穂ラグビー場では、昇格チームの豊田自動織機シャトルズ愛知が日野レッドドルフィンズに逆転勝ちで開幕2連勝。1点ビハインドの終盤にFBティム・スウィルとSH湯本睦の力走でゴールに迫り、FLタリフォロフォラ・タンギパが逆転トライを決めて37-31で競り勝った。
ディビジョン3は1試合が岡山のシティライトスタジアムでおこなわれ、NTTドコモレッドハリケーンズ大阪が34-10で中国電力レッドレグリオンズを下している。