昨季ディビジョン3で優勝を争い、そろってディビジョン2に昇格した豊田自動織機シャトルズ愛知と清水建設江東ブルーシャークスが12月18日、リーグワン2022-23シーズンの初戦で激突し、30-19でシャトルズが制した。
愛知・パロマ瑞穂ラグビー場でおこなわれたこの試合、ホストチームのシャトルズは前半、11分にラインアウトスチールとキック&チェイスでチャンスをつくりLOヨアン・マエストリの力強いボールキャリーで先制すると、27分にはラインアウトからのムーブと連続攻撃でFLタリフォロフォラ・タンギパがトライを決めるなど、15-5で折り返した。
一方、ハーフタイム前に点差を詰めたブルーシャークスは、45分(後半5分)、フリーキックからの速攻でFL長谷銀次郎がトライゲッターとなり、SO桑田宗一郎のコンバージョンも成功、56分にはFBサージャル・ピーターセンが軽快なフットワークでインゴールに持ち込み逆転した。
しかし、61分に不当なプレーをしたブルーシャークスの選手にイエローカードが提示され、数的有利となったシャトルズは66分、連続攻撃からFBティム・スウィルが抜けてインゴールに持ち込み、再びリードを奪った。
シャトルズはさらに72分、カウンターで敵陣22メートルライン内に入ったあと、すばやくワイドにボールを動かし、左外にいたCTB齊藤大朗が駆け上がって大きな追加点を獲得。その後も攻め続けて80分にはWTBジョー・カマナがフィニッシャーとなり、勝負を決めた。