国内最高峰の「NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23」が12月17日に開幕し、今季ディビジョン1に昇格した三菱重工相模原ダイナボアーズが東京・秩父宮ラグビー場でおこなわれたオープニングゲームでリコーブラックラムズ東京に34-8で快勝した。
勝因のひとつは粘り強いディフェンスだった。序盤、優勢に攻めていたブラックラムズに対し、ダイナボアーズの守りは堅く、NO8ジャクソン・ヘモポがしぶとく絡んでトライセービングするなど、相手に勢いを与えなかった。
ブラックラムズに先制のペナルティゴールを許したダイナボアーズだったが、前半20分、敵陣深くに入ってモールからボールを動かし、10番をつけたヘンリー ブラッキンが最初のトライを決め逆転した。
その後もダイナボアーズはディフェンスでさらに士気を高め、ハーフタイム前にはゴール前のスクラムから攻めてSOヘンリーが連続トライ。
後半もダイナボアーズが主導権を握り、53分(後半13分)、ラインアウトからモールで一気に押し込みトライが認められた。
ゴールキッカーを務めた背番号23の石田一貴は難しい位置からでもショットを成功し、着実に加点。
さらに、65分にはFBアライアサ 空ローランドもトライゲッターとなり、ボーナスポイント獲得につながった。
終盤にブラックラムズに1トライを許したダイナボアーズだが、最後まで集中力高くプレーし、白星スタートとなった。