関西大学ラグビーAリーグは12月11日、京都市の宝ヶ池公園球技場で入替戦を行い、摂南大(Aリーグ7位)が大体大(Bリーグ2位)を45−13(前半17−8)、関西大が龍谷大を50−22(前半24−10)でそれぞれ降し、Aリーグ残留を決めた。
摂南大は前半、17−8と大体大の前に出るタックルに手こずったが、3人の外国人留学生を中心にした総合力で、後半は優位に試合を進めた。
就任3年目になる瀬川智広監督は「苦しい時間帯を守り切り、少ないチャンスでトライをとれるようになった。チームとしては成長している」と話した。
関大はスクラムやラインアウトモールのセットプレーで龍谷大を圧倒した。
龍谷大は、元日本代表の羽根田智也ヘッドコーチがフルタイムになって初年度だった。2007年以来16年ぶりのAリーグ昇格を目指したが、来年以降に持ち越しとなった。