アジアラグビーセブンズシリーズ2022の第2ラウンド・韓国大会が11月12、13日に開催され、女子セブンズ日本代表は優勝、男子セブンズ日本代表は7位に終わった。
女子セブンズ日本代表は、フィリピン、マレーシア、タイと一緒のプールBを全勝1位通過すると、カップ準決勝ではカザフスタンを43-0と圧倒し、決勝では、10月下旬の第1ラウンド・タイ大会ファイナルで苦汁をなめさせられていた中国に19-14とリベンジし、優勝した。
キャプテンの平野優芽は、「今大会も僅差の試合を勝ちきり、決勝で中国にリベンジをして優勝することができ嬉しく思います。まだまだ課題や反省点はたくさんありますが、最後まで走り続け身体を張り続けるサクラセブンズ(女子セブンズ日本代表)の良さを出すことができました。アジアシリーズやワールドシリーズと大会が続きますが、サクラセブンズ一丸となって戦っていきます」とコメントした。
一方、男子セブンズ日本代表はプールステージでフィリピンに5-12、韓国に19-43と敗れカップ準決勝進出を逃し、5位以下のプレートトーナメントでも中国に10-31と惨敗。最後はマレーシアに33-5で勝ったものの、参加した8チーム中7位という屈辱的な成績に終わった。
第1ラウンドのタイ大会は2位で、香港が両大会を制しており、男子日本が今季アジアシリーズの総合チャンピオンになる可能性はなくなった。
リーダー格のひとりである中川和真は韓国大会を終え、「応援してくださってる皆様をがっかりさせてしまう結果だったと思いますが、この現実をしっかりと受け入れて、次に進む必要があります。チーム一丸となって必ず改善し、次のシリーズではJAPANとして、また個人個人がより成長していきたいと思います。全員で一から見直し、たくさん失敗し学び、必ず這い上がっていきます」とコメントした。
アジアセブンズシリーズ2022の最終・第3ラウンドは、11月26、27日にUAEでおこなわれる予定。