7人制ラグビーの強豪国が約半年間、世界各地を転戦しながらシーズン総合順位を競う「HSBC ワールドラグビー セブンズシリーズ」の新シーズンが11月4日に開幕し、男子第1ラウンドとなった香港大会の初日、男子セブンズ日本代表はプールCの初戦でフィジーに12-59で敗れた。
ワールドカップ・セブンズ2022の金メダルチームでもある強豪のフィジーに対し、日本は好スタートを切った。野口宜裕が蹴ったキックオフボールの確保に成功し、林大成がゴールへ走り切り、開始から10秒も経たぬ間に先制した。
しかし、2分、前に詰めたディフェンスを破られ、オフロードで次々とつながれ失点。4分には相手にプレッシャーをかけられてカウンターを許し、6分にもフィジーのしぶといディフェンスにボールを失い、点差を広げられた。勢いづいたフィジーはリスタート後にもトライを追加し、日本は5-26で折り返しとなった。
後半早々、フィジーのハンドリングエラーから林の2トライ目が生まれたものの、ゲームの主導権を握り続けたのはフィジー。日本はミスもあって3分、4分、5分、6分と連続スコアを許し、最後はスクラムでターンオーバーされて9トライ目を奪われ、大差がついた。
大会2日目、日本はプールステージでアメリカとスペインに挑む。