ジャパンラグビー リーグワンのディビジョン1に昇格した三菱重工相模原ダイナボアーズは11月4日、2022年度の追加選手として3選手の加入を発表。元オーストラリア代表のカーティス・ロナ、男子セブンズ日本代表として東京オリンピックに出場したヘンリー ブラッキン、そしてコベルコ神戸スティーラーズを退団した落合知之が、ダイナボアーズの新メンバーとなった。
ロナはラグビーリーグ(13人制)から転向して2017年から15人制でキャリアを重ね、CTBやWTBとしてフォースやワラターズなどで活躍。オーストラリア代表にも選ばれ3キャップを獲得した。そして、2019年からはイングランドのロンドン・アイリッシュに所属していた。
9月下旬までロンドン・アイリッシュの13番をつけてプレミアシップでプレーしていただけに、電撃移籍。ダイナボアーズがプレシーズン中にハードワークしていることを聞いたというロナは、「グレン・ディレーニーHCからは、今シーズンに向けてチームの育成と経験面で私が寄与することを求められ、私もその力になりたいと思いました。個人的には、三菱重工相模原ダイナボアーズでひとりでも多くの選手が日本代表としてラグビーワールドカップ2023に出場することを望んでおり、私が次の世代を導くことができれば、大きなやりがいを感じます」とコメントしており、これまで培ってきた経験をダイナボアーズに注ぐ。
そして、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安からの移籍となるユーティリティBKのヘンリーは「全力でチームに貢献したいです」と意気込み、WTBやCTBの層を厚くする落合は「感謝の気持ちを忘れず、チームに恩返しできるよう全力で頑張ります」と奮起する。