ラグビーリパブリック

きょう激突。連覇狙うワイルドナイツ、レッズにチャレンジ

2022.11.04

左から堀江主将、ディーンズ監督、ソーンHC、ブライス主将(資料提供:埼玉パナソニックワイルドナイツ)

「1991年以来の対戦。歴史的な交流が復活するのはとてもうれしい」

 きょう19時にキックオフ(熊谷開催)するプレシーズンマッチ、埼玉パナソニックワイルドナイツvsクインズランドレッズの前日会見が3日、オンラインでおこなわれた。

 冒頭のコメントは、埼玉WKのロビー・ディーンズ監督のもの。会見には両チームの指揮官とキャプテンが顔をそろえた。

 同監督は「メンバーに日本代表はいないけれど、連覇のかかるリーグワン開幕に向けて若い選手が成長するチャンスになる」と、新たな戦力の活躍に期待。若手とベテランのミックスチームとなるレッズサイドも、ブラッドソーン ヘッドコーチ(HC)いわく「国内の地区選手権では2年以上ゲームがおこなわれなかった。世代の違う選手同士が一緒に、高いレベルでプレーできる絶好の機会」。この試合の意義をともに語った。

 主将を務めるHO堀江翔太選手は、レッズが日本でいい時間を過ごせることへの期待を話しながら、自チームについては、やはり若手選手の経験が貴重だと強調。「特に、フィジカル面で、スーパーラグビーのチームと戦うのは自信になる」(堀江主将)。CTB長田智希、FB川崎清純といったルーキー(’22年加入組)の名前を挙げて「せっかくするなら、大きく失敗するくらいのつもりで、思い切ってプレーしてほしい」と期待を込めて話した。

 レッズはLOアンガス・ブライスがゲーム主将。「この試合のために積んできたひと月ほどの準備の成果を出す。若手の中にはプロでない選手もいる。ワイルドナイツは競争力のあるチーム。貴重な経験になる」と話し、リーダーとして気を引き締めていた。

 有料試合としておこなわれるこのプレシーズンマッチは、試合前イベント、現地でのアイテム販売なども充実。アルカス熊谷のブースではチームの選手たちも試合を盛り上げる。

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