関西協会管轄のラグビースクールで活動する小学生ラガーが、府県の枠を越えて交流を深める「SEINAN ラグビーマガジンCUP 関西ミニ・ラグビー交流大会 supported by canterbury」が、10月29日に大阪府堺市のJ-GREEN堺で開催された。
史上最多となる65チームの参加申込みがあった今年の関西大会。コロナ対策のため残念ながら抽選で出場枠を27チームに限定しての開催となったが、当日は気温20度前後の絶好のコンディションに恵まれ、J-GREENの整備された人工芝グラウンドを舞台に、450名あまりの少年、少女が充実した一日を過ごした。
少年ラグビーの盛んな土地柄を表すように、ゲームではハイレベルなプレーが続出。切れ味鋭いライン攻撃や大人顔負けのスキルも随所に飛び出すなど、選手たちは日頃のトレーニングの成果を存分に発揮して熱戦を繰り広げた。また午後の時間帯には関西ブロック内で活動する女子選手同士のゲームも実施され、同世代の女子ラガーで交流を深める貴重な機会となった。
たくさんの思い出と絆が生まれた今大会。日頃から練習を重ねてきた仲間たちと力を合わせ、初めて対戦する遠方のチームとプレーした経験は、参加した選手たちにとってかけがえのない財産となるはずだ。