新たな超大物が日本にやってくる。チーム加入は1年以上先だが、早くも心が躍る。ジャパンラグビーリーグワンのコベルコ神戸スティーラーズは10月17日、2023-2024シーズンの新加入選手として、世界トップクラスのバックローであり、現在もニュージーランド代表“オールブラックス”のナンバー8として活躍中のアーディー・サべアが加わることが決まったと発表した。
「ラグビーワールドカップ2023フランス大会終了後にコベルコ神戸スティーラーズへ加入することになりました」と、スティーラーズを通じてコメントを出したアーディー・サべア。身長190センチ、体重99キロで、スピード、パワー、運動能力に恵まれたダイナミックなプレーヤーで、仕事量が多く、タックラーとしても強いプライドを持つ。これまでオールブラックスで67キャップを重ね、キャプテンを務めたこともある。スーパーラグビーはハリケーンズで活躍。ワールドカップでも奮闘した2019年にはニュージーランドの年間最優秀選手賞を受賞し、ワールドラグビーのプレーヤー・オブ・ザ・イヤーにもノミネートされた。
29歳になったばかりのサベアは、ニュージーランドラグビー協会と2025年シーズン末までの契約をすでに結んでおり、神戸でのプレーは1シーズンになる見通しだが、人間的にも多くから尊敬されるというビッグスターの獲得はコベルコ神戸スティーラーズに大きなものをもたらし、ジャパンラグビーリーグワンをさらに活性化させるに違いない。
サベアは、「リーグワンでプレーをすることが自身にとって素晴らしい経験になることを確信していますし、日本の美しい風景やカルチャーにもたくさん触れたいと思っています。神戸スティーラーズのファンのみなさんにお会いできる日が待ち遠しいです」とコメントした。