ラグビースクールで活動する小学校高学年の少年、少女が、ラグビーを通じて同世代の仲間たちと親交を深める「SEINAN ラグビーマガジンCUP 第49回九州少年ラグビー交歓会 supported by canterbury」が、10月8日に鹿児島県立サッカー・ラグビー場で開幕した。
これまで数々のトッププレーヤーを輩出し、九州ラグビーの原点として歴史を重ねてきたこの大会。この日は朝から好天にも恵まれ、真夏を思わせるほどの強い日差しの下、九州各地から参加した13チームが見事に整備された芝のグラウンドで熱戦を展開した。
長引くコロナ禍により、この世代はここ数年多くの大会やイベントが中止になるなど、厳しい状況を強いられてきた。それだけに今大会に出場した選手たちは、普段接する機会の少ない遠方のチームとゲームができる喜びを全身で表現するように、気持ちのこもったプレーを披露。大会開催に向け尽力した関係者やチームスタッフ、保護者の熱意に応えるパフォーマンスを見せ、多くの好ゲームを繰り広げた。
大会は同会場で9日まで行われる。