今夏はコロナ禍となってから初めて行動制限のないシーズンとなり、夏合宿を3年ぶりに実施できた高校も多かった。
ここでは編集部が取材した練習試合の模様を写真とともに振り返る(第1回/全3回)。(撮影:福島宏治)
*試合リポート詳細や秋冬をより楽しく展望できる各チームのリポートはラグビーマガジン10月号にて紹介。
練習試合 天理57-7目黒学院 8月13日PM
序盤から天理がトライを重ねる一方的な展開に。CTB土谷侑大③はパス、ランをうまく使い分けて好機を演出し続け、1年生WTBの内田旬①が幾度も快走を披露した。目黒学院はCTB菅瑞揮主将③がこの夏合宿に足の骨折から待望の復帰。
練習試合 報徳学園38-12流経大柏 8月14日AM
春夏日本一のプライドを見せた報徳学園が、関東王者の流経大柏に快勝。高校日本代表候補の柏村一喜③と吉田健十③の両LOが出色の働きを見せ、報徳は前半に4連続トライを挙げた。流経は終盤に飯岡建人③、阿部煌生②の両CTBがひとりでトライまで持っていき意地を見せる。キャプテンのFL中川功己③の欠場が響いた。