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URC王者ストーマーズの12番、前ブルースのPR加藤一希らがスピアーズに新入団

2022.08.30

ストーマーズでも若手有望株のひとりと期待されていたリカス・プレトリアス(Photo: Getty Images)


 ジャパンラグビーリーグワンのクボタスピアーズ船橋・東京ベイは8月30日、新たに入団が決まった4選手を発表し、フラン・ルディケ ヘッドコーチの出身地である南アフリカから同国のU20代表を経験している若手2人が加わることとなった。

 ひとりは、ユナイテッド・ラグビー・チャンピオンシップ(URC=アイルランド、ウェールズ、スコットランド、イタリア、南アフリカのプロクラブが戦うリーグ)の初代王者となったストーマーズの12番として活躍したリカス・プレトリアス。身長193センチ、体重104キロの23歳で、「クボタスピアーズ船橋・東京ベイに加入することができ、とても嬉しく思っています。この素晴らしいチームを代表するために、これからハードワークをするのが楽しみです」と意気込んでいる。

 もうひとりは、スピアーズに在籍する南アフリカの英雄、マルコム・マークスと同じフッカーで、24歳のスカルク・エラスマス。ブルズからの移籍となるエラスマスは、「ヘッドコーチであるフラン・ルディケの話を伺う度に、いかに野心的なクラブであり、熱狂的なファンに支えられているチームであることが明確になりました。クボタスピアーズ船橋・東京ベイでの新たなスタートを切ることが待ちきれません」とコメントしている。

 そして、活動休止となった宗像サニックスブルースから、プロップの加藤一希がスピアーズに加入。新たなチャンスをもらった27歳の加藤は、「クボタスピアーズという歴史ある、素晴らしいチームに入団できることをとても光栄に思っております。そして、オレンジアーミー(スピアーズのファン)の方々と共にシーズンを戦えることをとても楽しみにしています」と燃えている。

 国内他チームからの移籍選手はもうひとり、マツダスカイアクティブズ広島に2季在籍していた元U20オーストラリア代表のトニー・ハント(レイ・ハント)も、オレンジアーミーに会うのを楽しみにしている。センター、ウィングとしてスピアーズのポジションを狙うハントは、「ハードワークでチームに貢献して、チームメイトをサポートしていきたいと思っています! きっと良いシーズンになるでしょう!」とコメントした。

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