ニュージーランド代表“オールブラックス”やハリケーンズなどで活躍した弾丸ランナーが、日本にやってくる。ナニ・ラウマペ(ンガニ・ラウマペ)が2022-2023シーズンのリーグワンに参戦だ。今月はじめにスタッド・フランセ(フランス)を退団することが公になったあと、日本行きが噂されていたが、獲得したのはコベルコ神戸スティーラーズだった。8月24日に新加入が公式発表された。
身長171センチと小柄だが、体重103キロの鋼鉄の身体から生み出されるパワフルな走りは弾丸のようで、突破力の高いセンターとして知られる。ラグビーリーグ(13人制)からユニオン(15人制)に転向後、ハリケーンズの一員としてスーパーラグビーで活躍し、オールブラックスにも選ばれ2017年から20年にかけて15キャップを獲得している。
パリを離れて神戸へ向かうことを決めた29歳のラウマペは、「コベルコ神戸スティーラーズで新たなキャリアをスタートできることに気持ちが高まっています」と意気込む。自分自身、現在も成長を続ける日本ラグビーのファンだと語り、「日本のラグビーや神戸スティーラーズに自分のスタイルがフィットすると考えています。シーズンが終了する日までチャレンジを続けていきます。神戸スティーラーズとスティーラーズファンの皆様に良い結果をもたらせるよう自身の役割を全うします。家族と一緒に日本で新たな経験をすること、新たなチームメイトとピッチを共にする日々が待ちきれません」とコメントした。