ラグビーの男子日本代表が、10月29日に東京・国立競技場でニュージーランド代表“オールブラックス”と対戦することが決まった。両国のラグビー協会が公式発表。現在、世界ランキング5位と低迷しているオールブラックスだが、ワールドカップで3回(最多タイ)の優勝を誇る強豪で、日本代表はこれまで6回対戦して一度も勝っておらず、4年ぶりの挑戦となる。
来年のワールドカップ開幕まで約1年となり、強化を進める日本代表はこれで、今秋のビッグマッチ3試合が決定。11月にはヨーロッパ遠征でイングランド代表、フランス代表と対戦することが決まっている。
日本代表のジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチは、「オールブラックスを東京に迎えて、日本のファンの皆様の前で対戦できますことを、非常に楽しみにしています。国内でニュージーランドと、ヨーロッパ遠征でイングランドとフランスと、いずれも来年のワールドカップで優勝を狙う3チームと対戦することになり、とてもワクワクしています。このようなレベルの試合こそ、来年のワールドカップに向けたチーム強化のために必要です」とコメント。
前回(2018年11月3日/東京・味の素スタジアム)の対戦では31-69で敗れており、「我々は5トライを挙げたものの、ミスで攻められ、オープンプレーの攻撃にもフラストレーションが溜まり、フルタイムまでに10トライを献上しました。我々は以前よりも良いチームになっており、この秋ベストな状態で試合に臨んで、オールブラックスから勝利を奪いたいと思います」と燃えている。