ジャパンラグビーリーグワンのディビジョン1に属するトヨタヴェルブリッツは8月4日、2022-2023シーズンの新加入スタッフを発表し、かつて日本代表などで指導経験があるベン・ヘリング氏がヘッドコーチに就任したことを明らかにした。
ニュージーランド出身のへリング氏は、2016年秋にジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチ率いる体制となった日本代表のコーチングスタッフに加わり、2017年には国際リーグのスーパーラグビーに当時参戦していた日本チームのサンウルブズでディフェンスコーチを担当した。その後、母国のオタゴで指揮を執り、2020年から2シーズンは日野レッドドルフィンズでアシスタントコーチを務めていた。
そしてこのたび、ヴェルブリッツのヘッドコーチに就任したへリング氏は、「歴史に満ちたトヨタヴェルブリッツの一員になることを楽しみにしています。人間力に富んだ素晴らしいチームが成長できるよう尽力していきます」とコメントした。
そして、メルボルン・レベルズ(オーストラリア)でアタックコーチを務めていたライアン・マーティン氏がアシスタントコーチとしてヴェルブリッツに加わることも決定。マーティン氏は、「私のラグビーコーチングにおける強みは、選手にスキルを習得させること、そして選手がフィールドで存分に自分を表現し、会社やファンが感動するパフォーマンスを生み出すための革新的で刺激的なアタックシステム/ストラクチャーを考案することです。スティーブ・ハンセン ディレクターオブラグビーやベン・ヘリング ヘッドコーチと一緒に仕事をすることは、本当に特別なことであり、チームがリーグワンで真の力を発揮することを信じています」とコメントした。