ラグビーリパブリック

トンガがプレーオフ制しW杯出場権獲得、プールBは死の組に。香港は敗者復活戦で残り1枠争う

2022.07.23

フランス行きを決めたトンガ代表(Photo by Peter Wallis - World Rugby/World Rugby via Getty Images)


 ラグビーワールドカップ2023(RWC2023)の出場権をかけたアジア・パシフィック プレーオフが7月23日、オーストラリアのサンシャインコースト・スタジアムでおこなわれ、トンガ代表が香港代表を44-22と圧倒し、8大会連続9回目のワールドカップ出場を決めた。

 イカレ・タヒの愛称で知られるトンガ代表は、RWC2023ではプールBに入り、前回大会のチャンピオンである南アフリカ代表や、現在世界ランキング1位のアイルランド代表、欧州の古豪であるスコットランド代表、そしてルーマニア代表と対戦する。

 トンガ代表はワールドカップで過去一度もプールステージを突破したことはないが、選手の代表資格変更が可能となって、条件をクリアした元オーストラリア代表のFB/CTBイズラエル・フォラウや、元ニュージーランド代表のCTBマラカイ・フェキトア、FBチャールズ・ピウタウ、SHオーガスティン・プルなどが今年から新たに加わっており、番狂わせを起こす可能性はある。

 来年フランスで開催されるRWC2023は、これで出場する20チーム中19チームが決定。
 残り1枠は、今年11月に予定されている世界最終予選(敗者復活戦)で争われ、ポルトガル代表、ケニア代表、アメリカ代表、そして香港代表が総当たり戦をおこない、1位が最後の出場権獲得となる。

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