コベルコ神戸スティーラーズが7月13日、2022-2023シーズンの新体制を発表した。
指揮を執るヘッドコーチには、昨季シニアアシスタントコーチだった ニコラス・ホルテン氏が就任。これまで総監督という肩書だったウェイン・スミス氏はメンターという役職となり、助言などをおこなう。
そして、昨シーズン限りで選手としてのキャリアを終えた元日本代表の平島久照氏と橋本大輝氏はコーチとなり、プロップだった平島氏はスクラムコーチに、フランカーだった橋本氏はフォワードコーチに就任し、アタックコーチの森田恭平氏とともにアカデミーコーチも兼任する。
また、今年4月に亡くなったスティーブ・カンバーランド氏に替わるヘッドフォワードコーチには、元南アフリカ代表ロックであるアンドリース・ベッカー氏(前・アシスタントフォワードコーチ)が就任した。
新キャプテンは7年目のFL/LO橋本皓で、バイスキャプテンは日本代表経験者でもあるPR中島イシレリとSO/CTB李承信が務める。
なお、4年在籍したロックのトム・フランクリンは退団することが決定。コベルコ神戸スティーラーズによれば、マオリ・オールブラックスでも活躍した31歳のフランクリンは、腰の状態が悪く、引退となる。