ラグビーリパブリック

静岡ブルーレヴズが王者クルセイダーズのSHブリン・ホールを獲得

2022.07.06

優れたゲームメイクとリーダーシップでクルセイダーズの連覇に貢献していたSHブリン・ホール(撮影:Getty Images)

 王者クルセイダーズの6年連続スーパーラグビータイトル獲得に貢献したSHブリン・ホールが、静岡ブルーレヴズに加入することが7月6日に発表された。
 クルセイダーズは2022シーズン終了後すでに、同選手の退団と日本への移籍を伝えていた。

 183㌢、93㌔の大型SHのホールは2012年からノースハーバーでプロラグビー選手のキャリアをスタートさせ、20歳でNPC(州代表選手権)デビュー。翌年にブルーズとの契約を勝ち取った。
 2017年にはクルセイダーズに移籍し、元オールブラックスのミッチェル・ドラモンドとポジション争いをしながら、スーパーラグビーの連覇に貢献。今季のスーパーラグビーパシフィック決勝にも先発しトライを挙げるなど、アグレッシブなアタックと高いスキルで魅了した。

 リーダーシップにも優れ、ノースハーバーでキャプテン、U20ニュージーランド代表では共同主将を務めた。2017年からはマオリ・オールブラックスの一員に(今季はTJ・ペレナラやブラッド・ウェーバーの台頭で選外)。2021年3月のブルーズ戦ではスーパーラグビー100キャップを獲得していた(うちブルーズで32試合)。

 30歳となったホールは「この度、静岡ブルーレヴズと契約することになりました。日本へ行き、チームに合流し、日本の文化やラグビー環境に身を置くことを待ち望んでおります。ラグビーキャリアという旅を進めるチャンスに感謝しております。近いうちに皆さんにお会いできることを楽しみにしています」とコメントした。

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