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レスターがドロップゴールで劇的V! サラセンズを下し9季ぶりにプレミアシップ制覇

2022.06.19

サラセンズのチャージをかわしドロップゴールを決めるレスターのフレディー・バーンズ(Photo: Getty Images)


 イングランド最高峰リーグのプレミアシップラグビーは、現地時間6月18日にトゥイッケナムスタジアムでプレーオフ決勝がおこなわれ、レギュラーシーズンを1位通過していたレスター・タイガースが同2位のサラセンズに15-12で競り勝ち、優勝した。

 レスターは9季ぶりの王座奪還で、プレミアシップ最多優勝記録を11に伸ばした。

 相手にペナルティゴール(PG)で先制されたレスターだったが、サラセンズにイエローカードが出て数的有利となり、前半26分、ゴールに迫ってパワープレーを挑み、FLハンロ・リーベンバーグが突っ込んでゴールライン上に押さえ、逆転した。

 その後、1点差に詰められたが、7-6で迎えた34分にもレスターが攻め込んでNO8ヤスパー・ヴィーサがトライを挙げ、リードを広げた。

 しかし、サラリーキャップ制度違反で2部リーグ降格の苦汁をなめ、今季プレミアシップに戻って再びファイナルの舞台に立ったスター軍団のサラセンズも粘り、イングランド代表キャプテンでもあるSOオーウェン・ファレルのPGで同点に追いつく。
 一方のレスターは、74分に危険なプレーをした選手が退出となり、苦しくなった。

 だが、最後に競り勝ったのはレスターだった。数的不利になりながらも攻め続け、12-12で迎えた80分、フェイズを重ねて敵陣深くに入り、SOフレディー・バーンズがドロップゴールを決め、勝ち越し。リスタートのキックオフはあったが、レスターがボールを確保してまもなく外に蹴り出し、歓喜となった。

9季ぶり11回目のプレミアシップ優勝を遂げたレスター・タイガース(Photo: Getty Images)
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