日本ラグビー協会は6月13日、別府で合宿中のナショナル・デベロップメント・スコッド(NDS)から、フランカーの嶋田直人(横浜キヤノンイーグルス)がけがのため離脱することが決まったと発表した。
今年のリーグワンでパフォーマンスが光り、NDS入りとなった31歳の嶋田は、「いま最も日本代表に近い選手」のひとりとして、6月11日のチャリティーマッチにエマージング ブロッサムズの7番をつけて先発したが、前半18分、突進してきた相手チーム(トンガサムライフィフティーン)の選手にタックルした際、右肩あたりを痛め、交替していた。
NDSのメンバーは、6月18日に日本代表としてウルグアイ代表とテストマッチをおこなうことになっており、嶋田は初キャップを獲得する可能性があった。
離脱となった嶋田は自身のツイッターで、「CAPを取ることは出来ひんかったけど、桜のジャージを着れたこと、君が代を歌えたこと、素晴らしいメンバーと一緒にトンガのみんなと試合が出来たこと、全てがかけがえの無いものになりました。最高の時間をありがとうございました」とコメントしている。