ジャパンラグビー「リーグワン2022」で惜しくもプレーオフ進出を逃した横浜キヤノンイーグルスだが、最後は勝って今シーズンを締めくくった。5月8日に昭和電工ドーム大分でNECグリーンロケッツ東葛と対戦し、26-14で勝利。
敗れたグリーンロケッツは最下位脱出ならず、ディビジョン1で実戦全敗に終わった。
前半を0-0で折り返し、後半早々、イーグルスがラインアウトからの攻撃でチャンスを広げてFLコーバス・ファンダイクが先制の5点を決めた。
対するグリーンロケッツは48分(後半8分)、ドライビングモールでゴールに迫り、HO佐藤耀が突っ込んでトライを獲得。SOフレッチャー・スミスのコンバージョン成功で逆転した。
しかし、イーグルスは56分、グリーンロケッツのしぶといディフェンスに対して19フェイズ重ね、FLファンダイクがフィニッシャーとなり、再び先行する。65分には敵陣深くでペナルティを得るとタップから仕掛け、CTBジェシー・クリエルがトライを決めた。
今季実戦初勝利を目指すグリーンロケッツも執念を見せ、72分に敵陣深くへ入り、CTBトム・マーシャルがタックラーにつかまりながらもSOスミスにつなぎ、トライとコンバージョンで5点差に詰めた。
そして、フルタイムを報せるホーンが鳴ったあと、逆転勝利を目指すグリーンロケッツは敵陣でのラストアタックにかけたが、赤いジャージーの6番をつけたファンダイクがブレイクダウンでターンオーバー。イーグルスはそこから速攻を仕掛けてトライで締めくくり、グリーンロケッツの挑戦を退けた。
ディビジョン1最下位のNECグリーンロケッツ東葛は、5月下旬におこなわれる入替戦で、ディビジョン2で2位となった三重ホンダヒートと対戦する。