4月24日、リーグワン ディビジョン2順位決定戦・第1戦が相模原ギオンスタジアムで行なわれ、リーグ戦3位の三重ホンダヒートが、三菱重工相模原ダイナボアーズを19-17で破った。順位決定戦は上位3チームの1回総当たりで行われており、三重Hは次週、相模原DBは5月8日に、それぞれリーグ2位の花園近鉄ライナーズと対戦し、デイビジョン2の順位が決定する。入れ替え戦はその後行なわれる。1位チームは自動昇格、2位、3位はディビジョン1下位と入れ替え戦となる。
リーグ戦3位の三重Hが、後半35分にPGで逆転し奪った2点のリードを守り切ってリーグ1位を倒した。相模原DBは、後半16分のトライ&ゴールで相模原DB 17-16三重としたが、後半33分、交代で入ったばかりのHO大塚憂也がシンビン(10分間の一時退場)に。相模原DBは以降を14人で戦うことになり、後半36分に三重HにPGを決められ、相手に勝ち越しを許していた。
最後の3分間は、終了ホーンの鳴った後の相模原DBのラストアタック。自陣10㍍からインゴールまで下げられ、キャリーバックでプレー終了、ノーサイドに。
相模原DBにとっては、ケガ人の続出も痛かった。前週までにイーリー・ニコラス、石田一貴とSOタイプの選手に負傷が続き、10番コリン・スレイドが前半わずか12分に左腕を痛めて交代。23番をつけた阿久田健策は、急遽前日のメンバー入りだった。
相模原DBはこの試合に敗れたものの、点差が3以内だったためにボーナスポイント1を獲得している。来週の試合結果いかんでは、2週後の近鉄戦に勝てば1位もあり得る状況となっている。