リーグワンのディビジョン1は残り3節となり、プレーオフ進出枠(上位4チーム)争いが激しさを増すなか、前節終了時に5位だった東芝ブレイブルーパス東京がライバルたちより先に第14節を迎え、4月22日に秩父宮ラグビー場でNTTドコモレッドハリケーンズ大阪と対戦し、35-7で勝利。これで総勝点44とし、同4位の横浜キヤノンイーグルス(前節終了時:総勝点41/23日に3位・埼玉ワイルドナイツと対戦)にプレッシャーをかけた。
ブレイブルーパスは前半15分、ラインアウトからモールで押し込み先制。19分にはすばやいボール回しからWTBジョネ・ナイカブラが右外を抜け、内でサポートについていたSH杉山優平につなぎ連続トライとなった。さらに、29分にも攻め込むと、PR藤野佑磨がピック&ゴーでインゴールにねじ込み追加点。そして、SO中尾隼太がコンバージョンで着実に得点を重ね、21-0とした。
しかし、38分にCTBセタ・タマニバルが危険なタックルでレッドカードを提示され、ブレイブルーパスは残り時間を14人で戦うことになった。
それでも、ブレイブルーパスは奮闘を続け、55分(後半15分)にも敵陣深くに入ってラインアウトからモールを組むと、バックスも加わって押し込み追加点を奪った。
その後、相手に7点を許したが、ブレイブルーパスは終盤にも攻め込んでWTB豊島翔平がインゴールに持ち込み、3トライ差以上つけたためボーナスポイントも獲得した。