東京2020オリンピックで3位となり、南米ラグビー界初のオリンピックメダルに輝いた男子セブンズ(7人制ラグビー)アルゼンチン代表が、新たなビッグタイトルを手にした。
カナダのバンクーバーで現地時間4月16、17日におこなわれた「HSBC ワールドラグビーセブンズシリーズ 2022」の第6ラウンドで、アルゼンチンはイングランドやオーストラリアなどの強豪を倒して決勝に進み、最後は先週のシンガポール大会を制していたフィジーを29-10で下し、優勝した。
決勝はフィジーに先制されたものの、東京オリンピックでも躍動し2021年の世界最優秀男子セブンズ選手に選ばれた22歳のマルコス・モネータが2トライ1アシストの活躍でチームに勢いをもたらし、逆転勝ちとなった。
アルゼンチンがワールドラグビーセブンズシリーズで優勝したのは13季ぶり3度目。
今季は6大会中、優勝1回、準優勝1回、3位3回とコンスタントに好成績を収めており、総合ランキングは2位となっている。
なお、日本はバンクーバー大会5戦全敗で最下位(15位タイ)だった。
男子シリーズの第7ラウンドは5月20~22日にフランスのトゥールーズでおこなわれる。
また、女子シリーズは4月30日、5月1日にカナダのラングフォードで第5ラウンドが予定されており、女子セブンズ日本代表が招待チームとして参加する。
It’s been a long time, but it was well worth the wait 🤩!@lospumas7arg are the #Canada7s champions!#HSBC7s pic.twitter.com/fN7Eoxy6oe
— World Rugby Sevens (@WorldRugby7s) April 18, 2022