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アルゼンチンがワールドシリーズで13季ぶりの金メダル フィジーを倒しバンクーバー大会優勝

2022.04.18

バンクーバーで歓喜したアルゼンチン代表(Photo: Mike Lee - KLC fotos for World Rugby)


 東京2020オリンピックで3位となり、南米ラグビー界初のオリンピックメダルに輝いた男子セブンズ(7人制ラグビー)アルゼンチン代表が、新たなビッグタイトルを手にした。

 カナダのバンクーバーで現地時間4月16、17日におこなわれた「HSBC ワールドラグビーセブンズシリーズ 2022」の第6ラウンドで、アルゼンチンはイングランドやオーストラリアなどの強豪を倒して決勝に進み、最後は先週のシンガポール大会を制していたフィジーを29-10で下し、優勝した。

 決勝はフィジーに先制されたものの、東京オリンピックでも躍動し2021年の世界最優秀男子セブンズ選手に選ばれた22歳のマルコス・モネータが2トライ1アシストの活躍でチームに勢いをもたらし、逆転勝ちとなった。

 アルゼンチンがワールドラグビーセブンズシリーズで優勝したのは13季ぶり3度目。

 今季は6大会中、優勝1回、準優勝1回、3位3回とコンスタントに好成績を収めており、総合ランキングは2位となっている。

 なお、日本はバンクーバー大会5戦全敗で最下位(15位タイ)だった。

 男子シリーズの第7ラウンドは5月20~22日にフランスのトゥールーズでおこなわれる。

 また、女子シリーズは4月30日、5月1日にカナダのラングフォードで第5ラウンドが予定されており、女子セブンズ日本代表が招待チームとして参加する。

アルゼンチンの若きスター、マルコス・モネータ(Photo: Mike Lee – KLC fotos for World Rugby)
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