リーグワンのディビジョン1でプレーオフ進出を目指す4位の横浜キヤノンイーグルスが、4月15日、東京・秩父宮ラグビー場でおこなわれた第13節で11位のNTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安を35-5で下し、9勝4敗となって総勝点を41に伸ばした。
イーグルスは前半6分に先制した。相手SOオテレ・ブラックが蹴ったボールをWTB松井千士が手にし、カウンターで左サイドを抜けてゴールへ疾走した。
その後、危険なタックルをしたシャイニングアークスの選手がイエローカードを提示され、数的有利となったイーグルスは24分、ゴールに迫り、FLコーバス・ファンダイクが突っ込んで追加点を挙げた。
一方、入替戦回避のためにも勝利が欲しいシャイニングアークスは36分にゴールに迫り、パワープレーでFLマッケンジー アレキサンダーがタックラーに絡まれながらもインゴールにねじ込み、トライが認められた。
しかし、14-5で折り返したイーグルスは後半早々、ラインアウト後のモールでアドバンテージを得ると、SH山菅一史からシザースでパスをもらったNO8アマナキ・レレイ・マフィが抜け、ゴールに持ち込みリードを広げた。
50分(後半10分)にはラインアウトからのドライビングモールにバックスも加わって押し込み、追加点。
イーグルスはその後、粘り強いディフェンスで3トライ差をキープすると、試合終了間際にはルーキーのNO8シオネ・ハラシリがゴール前のクイックタップからトライを決め、ボーナスポイントも確実にした。
そして、ゴールキッカーを務めたFBエスピー・マレーがコンバージョン100%成功で試合を締めくくった。