ジャパンラグビー リーグワン2022の入替戦フォーマットが決まった。
次のシーズンへ向けて、チームを再編成して運営方針も変更となるNTTドコモは会員資格の再審査を受けることになり、来季もリーグワンへの参加を希望しているが、ドコモが運営する新たに編成されるチームは来季はディビジョン1へ参加しないことがリーグワンの理事会で決定し、再審査(5月中旬まで)を経てディビジョン3に入る見通し。
これにより、今季ディビジョン1からは、NTTドコモレッドハリケーンズ大阪を除く下位2チームが入替戦に出場することになり、ディビジョン2の1位チームが自動昇格となる。
また、2022年5月末をもって活動を休止する宗像サニックスブルースは、ジャパンラグビーリーグワン会員資格譲渡先が現段階で見つからなかったため、昇格機会の辞退を申し入れ、入替戦に出場しないことが決まった。
そのため、宗像サニックスブルースがディビジョン3の順位決定戦で1位になった場合、同2位チームが自動昇格となる(ブルースが2位以下になった場合、1位チームが自動昇格)。
今季のディビジョン1は、プレーオフトーナメントに進む上位4チームを除いた5位以下はリーグ戦(全16節)の成績で順位を決定する。ディビジョン2およびディビジョン3の最終順位は、4月23日~5月8日に実施予定の順位決定戦の結果で決定し、入替戦の組み合わせも最終順位によって決まる。
入替戦は5月下旬におこなわれる予定で、対戦が決まった各チーム間の2回戦(ホスト&ビジター)で勝者を決める。
【自動昇格】
来シーズン、ディビジョン1(以下、D1)が全12チームから1チーム減となることから、ディビジョン2(以下、D2)の1位チームが自動昇格。同様にD2が全6チームから1チーム減になるので、ディビジョン3(以下、D3)の1位チームが自動昇格。
【ディビジョン1/ディビジョン2 入替戦】
(1)NTTドコモレッドハリケーンズ大阪を除くD1の下位2チームが入替戦出場。
(2)入替戦に出場するD2の上位チームは、D2の最終順位が2位と3位の2チーム。
【ディビジョン2/ディビジョン3 入替戦】
■宗像サニックスブルースがD3の1位になった場合:
D3・2位のチームが自動昇格。3位のチームがD2・6位チームとの入替戦に出場。
■宗像サニックスブルースがD3の2位以下になった場合:
D3・1位チームが自動昇格。1位と宗像サニックスブルース以外のチームが、D2・6位チームとの入替戦に出場。