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「生徒の戦う気持ちを叶えて」。決勝中止のヒガシvs報徳、練習試合を11時にキックオフ。ライブ配信も!

2022.03.31

準決勝では桐蔭学園を破った報徳学園(撮影:高塩 隆)

 3月31日に予定されていた決勝が中止となった全国高校選抜大会。理由は東福岡による出場辞退で、試合は行われずに報徳学園の初優勝が決まった。この幻の決勝が、練習試合として同日11時から行われることが明らかになった。

 ファイナルを戦わずして同校初の優勝となった報徳学園。東福岡との決勝はメンバーにとっても貴重な経験となるはずだった。大会連覇を目指してきた大会の決勝を辞退した東福岡にとっては残念至極な顛末となった。

 東福岡の辞退は同校の陽性者発生によるものではなかったから、なおさらだ。同大会での対戦相手校から、対戦後に陽性者が出たことが判明した。東福岡のメンバーは陽性確定に遡ってその濃厚接触者と見なされる。大会レギュレーションから、決勝を辞退せざるを得なくなった。

 東福岡はすでにPCR検査を受けて3月30日には全員の陰性を確定するなど、決勝に参加するべく準備を尽くしたが、願いは叶わなかった。

 今回の練習試合は、埼玉WKが両校と連携して実現させたものだ。会場はパナソニックの練習場。決勝が行われるはずだった熊谷ラグビー場に隣接しているフルグラウンドだが、試合は通常行なわれない。パナソニックの練習時間や、両校の学校としての合意、両チーム大所帯の帰路の確保など、多くの調整を経てのキックオフになる。

「決勝はたいへん残念だったが、選手たちの戦いたい気持ちをなんとか叶えてやれないかと考えていた」と東福岡の藤田雄一郎監督。

「きょうはあくまで練習試合だが、公式戦と変わらない気迫のぶつかり合いになると感じる。この機会を作ってくださった埼玉ワイルドナイツ関係者の方々に対する感謝も伝わればと思う」(同監督)

 両校は40年弱続く定期戦を行なっており、2021年10月の対戦では東福岡が勝っている。終了間際の逆転サヨナラ勝ちだった。

 試合の模様は、埼玉WKのYouTubeチャンネルでライブ配信される。

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