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NTTドコモレッドハリケーンズ大阪の藏田知浩と王子拓也が3月末で退団

2022.03.23

藏田知浩(左)と王子拓也


 NTTドコモレッドハリケーンズ大阪は23日、6年在籍したウィングの藏田知浩(28歳)と4年在籍したスタンドオフの王子拓也(26歳)が3月31日をもって退団すると発表した。スタッフの上戸智史・アナリストも退団する。

 立命館大学出身で2016年からレッドハリケーンズに加入していた藏田は、「まずは6年間応援し続けてくださったファンの皆様に心から感謝を申し上げたいと思います。またシーズン途中での決断にも関わらず自分の新たなチャレンジを尊重し、認めてくださったチーム関係者の皆様にも本当に感謝しています。この6年間で経験させていただいたさまざまな学びを自分自身のセカンドキャリアにも大きく活かしていきたいと思います。最後になりますが、レッドハリケーンズ大阪は、勝利を目指し日々努力しファンの皆様に感動を与えられる素晴らしいチームです。引き続き、熱い応援をよろしくお願いします。6年間ありがとうございました!」とコメントした。

 天理大学で主将を務め2018年からレッドハリケーンズに在籍していた王子は、「この4年間、ラグビープレーヤーとしてなかなか出場機会を得られず、悔しい思いをすることが多かったですが、それ以上に大好きなこのチームで大好きなチームメイト・スタッフと同じ時間を過ごすことができたことが、自分のラグビー選手としてのかけがえのない時間となりました。何よりチームがどれだけ苦しい時でも変わらず応援し続けてくださったファンの皆さまのおかげで、心が折れそうなところでも踏ん張ることができて、ここまでラグビーを続けることができました。本当にありがとうございました。私のラグビー人生はたくさんの素晴らしい人たちとの出会いに恵まれたものでした。これからも自分の周りにいてくださる方々を大切にして生きていきたいと思います。最後にシーズン途中での退団という身勝手な私の決断を、快く理解してくださった下沖GMをはじめ、会社関係者の皆さまに心より感謝いたします。これからもこのレッドハリケーンズの一員であったことを誇りに思い、PRIDEを持って次のステージに進みたいと思います。このチームは私にとってかけがえのない存在です。これからどんなことがあっても、日本一のファンの皆さんと共にレッドハリケーンズを全力で応援し続けます。4年間、本当にありがとうございました」とコメントした。

 なお、2選手とも退団、退職して教職員になる予定。

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