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スペインが24年ぶり2度目のワールドカップ出場権獲得! 欧州予選で3位ポルトガル下し歓喜

2022.03.14

ラグビーワールドカップ2023の出場権を獲得したスペイン代表(Photo: Getty Images)


 ラグビーのスペイン代表が、1999年大会以来、24年ぶり2度目のワールドカップ出場を決めた。
 スペイン代表は、ラグビーワールドカップ2023フランス大会の予選を兼ねた2021年と2022年のヨーロッパチャンピオンシップ(6チーム参加)において、8試合を終えた時点で5勝3敗(総勝点25)で2位につけ、3月13日に地元マドリードで3位のポルトガル代表(5勝1分3敗=最終節のロシア戦は不戦勝/総勝点25)と対戦し、33-28で競り勝ち、最終戦を待たずして出場権獲得となる2位が確定した。

 ヨーロッパ予選を1位通過となったのはジョージア代表。こちらは現地時間12日に敵地ブカレストで4位のルーマニア代表を26-23で下し、8勝1分(総勝点39)となって1位を決めていた。

 ヨーロッパ1位でワールドカップ2023フランス大会に出場するジョージアは、プールCに入り、ウェールズ、オーストラリア、フィジー、そして世界最終予選(敗者復活戦)優勝チームと対戦する。

 ヨーロッパ2位通過となったスペインはプールBに入り、南アフリカ、アイルランド、スコットランド、そしてアジア/パシフィック地区プレーオフの勝者に挑む。

 なお、ヨーロッパ予選の3位は世界最終予選(敗者復活戦)に進むことになっており、5勝1分4敗(総勝点26)で全試合を終えたポルトガル代表が現在3位。5勝4敗(総勝点23)で4位のルーマニア代表は、3月19日に敵地アムステルダムでおこなわれる最終戦で、最下位のオランダ代表と対戦する。
 ポルトガル代表は2007年大会以来2回目の、ルーマニア代表は2015年大会以来9回目のワールドカップ出場を目指している。

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