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突然の退団から3か月、神戸に元NZ代表ベン・スミス復帰! 「再会できるの楽しみ」

2022.03.11

トップリーグ2021ではプレーオフを含め9試合中7試合に先発したベン・スミス(撮影:早浪章弘)


 コベルコ神戸スティーラーズに元ニュージーランド代表のベン・スミスが復帰することが3月11日に公式発表された。ジャパンラグビーリーグワンの開幕1か月前だった昨年12月、「自己都合による」理由で突然退団していた35歳の世界的スターだが、再び神戸に戻り、ファンに勇姿を見せる。

 スミスはチームを通じ、「再びコベルコ神戸スティーラーズでプレーできることを嬉しく思います。チームメイトやファン・サポーターの皆様に再会できることを非常に楽しみにしています。グラウンドで良いパフォーマンスを発揮しチームの勝利に貢献したいと思います」とコメントした。

 フルバック、ウィング、センターと複数ポジションでプレーできる万能のユーティリティバックで、ニュージーランド代表“オールブラックス”では84キャップを獲得している。2013年には世界最優秀選手賞にノミネート。2015年のワールドカップでは中心選手のひとりとして優勝に大きく貢献しており、2019年の日本大会にも出場したトッププレーヤーだ。また、オールブラックスでは副将を務めるなどリーダーシップもあり、経験豊かなスミスの復帰は、リーグワン9位からの巻き返しを図るコベルコ神戸スティーラーズを盛り上げる。

 コベルコ神戸スティーラーズは、2019年のワールドカップで世界一に輝いた南アフリカ代表13番のルカニョ・アムを獲得したばかりであり、スミスの復帰も決まり、豪華なバックラインとなる。

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