国際統括団体のワールドラグビーは2月22日、20歳以下(U20)代表のトップレベルチームが参加する「ワールドラグビー U20チャンピオンシップ」と「ワールドラグビー U20トロフィー」を、今年も中止すると発表した。
世界中で蔓延している新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年と2021年に引き続き、3年連続の開催中止である。
U20日本代表は2019年のU20トロフィーで優勝し、最高峰のU20チャンピオンシップに昇格している。
ワールドラグビーは、各地域協会などと連携し、パンデミックや海外渡航に関わる困難な課題を克服するために地域大会という形での有意義な代替策を講じ、資金的な支援をおこなうという。
来年は開催する予定。2023年はラグビーというゲームが生まれてから200年を迎える象徴的な年とされており、ワールドラグビーのビル・ボーモント会長は、「世界中の有望なラグビープレーヤーたちは、あまりにも長い間、最高レベルで戦う機会を奪われてきました。このスポーツにとって非常に特別な年にワールドラグビーU20チャンピオンシップとU20トロフィーが復活することを決定できたことを大変嬉しく思います」とコメントした。