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世界的指導者のジョン・ミッチェル氏、日本代表のアシスタントコーチに就任!

2022.02.18

イングランド代表で指導していたころのジョン・ミッチェル氏(Photo: Getty Images)


 日本ラグビー協会は2月18日、世界的な指導者として知られるニュージーランド出身のジョン・ミッチェル氏が男子15人制日本代表のディフェンスコーチに就任したと発表した。今夏のテストマッチに向けた日本代表合宿から合流予定。日本代表の活動は、リーグワン終了後の5月下旬からになる見通し。

 ミッチェル氏は、2001年から2003年のワールドカップまでニュージーランド代表のヘッドコーチを務め、母国だけでなくオーストラリアや南アフリカ、イングランドのクラブチームでも指導し、2016年から2017年にかけてはアメリカ代表をけん引。2018年からはイングランド代表のディフェンスコーチをしていたが、昨年7月に退任し、ワスプス(イングランド/プレミアシップクラブ)のアタックコーチとなっていた。

 キャリアを重ね、このたび日本代表のコーチングスタッフに加わることになったミッチェル氏は、「日本代表のディフェンスを成長させていくことを通して、テストマッチで勝利をする価値を高められる素晴らしい機会ですし、またディフェンスは、私たちが目指すアタックをする上で非常に重要な役割を果たすことを理解していかなくてはなりません。ジェイミー・ジョセフ、トニー・ブラウン、スコット・ハンセン、長谷川慎、そしてラグビーワールドカップ2023フランス大会に備える優れたコーチンググループと一緒に働けますことを、嬉しく思います。また、この機会を与えてくれたワスプスのサポートと協力に感謝しております」とコメントした。

 なお、来年のワールドカップで日本代表はイングランド代表などと一緒のプールDに入ることが決まっており、同代表指揮官であるエディー・ジョーンズ氏のもとでアシスタントコーチを務めていたミッチェル氏を獲得したことは、日本代表にとって大きな収穫となりそうだ。

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