新型コロナウイルス感染症に悩まされ、「NTTジャパンラグビー リーグワン2022」のディビジョン3で不戦敗を含め開幕から3連敗していたクリタウォーターガッシュ昭島が、ようやく笑顔になった。2月13日に東京・AGFフィールドで中国電力レッドレグリオンズと対戦し、37-14で今季初勝利。
一方のレッドレグリオンズは、第1節の不戦勝後、3連敗となった。
前半5分にWTB東川寛史の突破からチャンスとなったレッドレグリオンズに最初のトライを許したウォーターガッシュだが、SOアンドリュー・ディーガンがペナルティゴール(PG)で得点を重ね、14分にはゴールに迫るとNO8ネッド・ハニガンがピック&ゴーでインゴールにねじ込み、逆転した。27分にはCTBトム・イングリッシュもトライを決め、20-7で前半を終えた。
59分(後半19分)にレッドレグリオンズのFB中野将宏にゴールラインを割られ、6点差に詰められたものの、ウォーターガッシュはその後、PGでリードを拡大。71分には連続攻撃でゴールに迫ると、SH本村旨崇がディフェンダーをひきつけてPR梶原瑛の抜け道をつくり、トライが決まった。そして最後はラインアウトからのドライビングモールで加点し、ディーガンのコンバージョン成功で締めくくり、歓喜の抱擁となった。