1月から始まった「NTTジャパンラグビー リーグワン2022」のディビジョン2で、ともに未勝利だった釜石シーウェイブスとマツダスカイアクティブズ広島が2月13日に東京・秩父宮ラグビー場で対戦し、30-3で釜石シーウェイブスが今季初白星をつかんだ。
釜石シーウェイブスは序盤からペースを握り、前半14分にゴールに迫ると、FWが近場を攻めてFL美崎正次がインゴールにねじ込み先制した。
マツダスカイアクティブズ広島は17分にSO龍野光太朗がペナルティゴールで3点を入れたが、流れは変わらず、25分にも釜石シーウェイブスが敵陣深くに入り、ラインアウト後の密集から抜け出したゲームキャプテンのFL河野良太がトライ。33分にも同じような形で河野がファイブポインターとなり、15-3で前半を終えた。
雨の影響もあったか、なかなかリズムをつかめなかったマツダスカイアクティブズ広島に対し、釜石シーウェイブスは後半もゲームを優位に進め、55分(後半15分)には重戦車のPRモーガン・ミッチェルが力強い走りでタックルを3つかわしてゴールに持ち込み、点差を広げた。
さらに、SOブレット・キャメロンのブーツで加点すると、72分にはCTBキャメロン・ベイリーがカウンターで好走し、WTB関東申峻のトライをアシスト。
釜石シーウェイブスは終盤にイエローカードをもらって数的不利の時間帯もあったが、相手にトライを許さず、ボーナスポイント付きで勝点5を獲得した。