「NTTジャパンラグビー リーグワン2022」のディビジョン3で首位を走る豊田自動織機シャトルズ愛知が、コロナ禍での不戦勝を含め、開幕から4連勝だ。2月13日には地元のウェーブスタジアム刈谷で九州電力キューデンヴォルテクスと対戦し、17-10で競り勝った。
キューデンヴォルテクスは不戦敗を含め、1勝3敗となった。
前半18分、タッチライン際を駆け上がってゴールに迫ったシャトルズのWTB齊藤大朗に対し、トライを防ぎにいったキューデンヴォルテクスのFL高井迪郎のタックルは危険なプレーとなってしまい、三井健太レフリーはイエローカードを出し、ペナルティトライを宣告した。
数的有利となったシャトルズはさらに26分、ゴール前中央のスクラムから展開し、CTB松本仁志がトライを決め、12-0で折り返した。
一方、前半ラストにCTBフィル・バーリーらが粘り強いディフェンスを見せ、後半の戦いにつなげたキューデンヴォルテクスは、59分(後半19分)にラインアウトからドライビングモールにこだわってトライを獲得(コンバージョン成功)。66分にはペナルティゴールで加点し、2点差に詰めた。
しかし、シャトルズは71分、SH末拓実がキックしたボールをWTB齊藤がチェイスし、自ら足にかけて相手に当たってインゴールに転がったところを押さえ、貴重な5点を獲得。そのままリードを守り切り、4連勝となった。