一般社団法人ジャパンラグビーリーグワンは2月10日、リーグワン2022の大会成立要件について、リーグ戦全体を通じ、ディビジョンごとに、実施予定試合数の50%以上が開催された場合に成立とすると発表した。同50%に満たない場合、または推定される場合は、4月17日までに判断し、全チームによるトーナメント戦で順位を決定するという。
今年1月からスタートしたリーグワンだが、新型コロナウイルス感染症の影響により、開幕から多くの試合が中止となっている。
大会成立要件のほか、試合中止時の得失点の取り扱いについても発表があり、試合に必要な選手の未充足により試合が中止になった場合、登録人数を充たせなかったチームに責があるとみなし、当該試合について、これまでの勝点の取り扱いに加え、得失点の取り扱いは以下のとおりとなる。
▼試合登録選手の未充足に関しての責が:
■一方のチームの場合:
その帰責性のあるチームに勝点は付与されず、対戦チームに勝点5を付与する。
得失点の取り扱いは0-21とする。
■双方のチームの場合:
双方のチームに勝点は付与されない。
得失点の取り扱いは0-0とする。
■不可抗力により試合が中止となった場合:
双方のチームに勝点2を付与する。
得失点の取り扱いは0-0とする。
※ 新型コロナウイルス感染症に起因しない試合中止の場合も、帰責性によって同様に勝点、得失点を取り扱う。
また、5月下旬に予定されている入替戦については、2試合(各ディビジョンの下位・上位で対戦するチーム間において2回戦で実施予定)のうち1試合でも開催できれば成立。2試合とも開催できない場合は、日程延期で検討することになる。