静岡ブルーレヴズは2月10日、2022年度の新加入選手6人を発表した。
6人のうち5人がフォワードだ。
レヴズがこだわりを見せるスクラムの要のポジション、PRには泓城蓮(関商工→帝京大)と茂原隆由(高崎工→中大)が加わる。
ルースヘッドPRの泓が180㌢・112㌔、タイトヘッドPRの茂原が187㌢・116㌔と、ともにサイズが魅力。茂原は中大のキャプテンを務めた。
泓は「静岡ブルーレヴズの特徴でもあるスクラムでプロップとして力になれるよう頑張りたい」と意気込み、茂原は「セットプレーのスクラムに拘り、チームに貢献できるように頑張りたい」と話した。
ロックでは立命館大・畠澤諭(開志国際出身)の加入が決まった。192㌢、108㌔とこちらもサイズが魅力。入団に際し、畠澤自身も「体格を生かしたボールキャリーで前進していくプレーが持ち味」と語っている。
チームの同じポジションには、大学の先輩でキャプテンの大戸裕矢がいる。多くのことを学びたい。
バックローには2人。
東海大で主将を務めたジョーンズ リチャード剛(伏見工出身)と、1年時から帝京大で出場を重ねていたリッチモンド・トンガタマがレヴズの一員になる。
ジョーンズは先頭で体を張り続ける献身性、トンガタマはパワフルなボールキャリーが光る。
2人はそれぞれ、「ひたむきなプレーでチームに貢献します」(ジョーンズ)、「自分の責任を果たし、フィールドの内外でチームに貢献するために最善を尽くします」(トンガタマ)とコメントした。
唯一、バックスで加入するのが、同志社大のFB山口楓斗だ。167㌢、76㌔と小柄も、鋭いステップを武器に最後尾から果敢にラインブレイクを決める。カウンターアタックは脅威で、昨年の関西リーグでは5トライを挙げた。
U20日本代表、ジュニア・ジャパンにも選ばれた実力者は、「自分の強みを生かしファンの方々に楽しんでもらえるようなラグビーをします」と抱負を語った。