ラグビーリパブリック

ラトゥさん登場。トンガの話をたっぷり。「藤島大の楕円球にみる夢」は本日(2月7日)放送

2022.02.07

リモート出演のラトゥさん。いまの話、昔の話をたっぷりと



 ラグビー情報番組「藤島大の楕円球にみる夢」が2月7日(月)、午後6時からラジオNIKKEI第1で放送される。
 トンガ王国出身で元日本代表のラトゥ ウィリアム志南利さん(現役時代はシナリ・ラトゥ)がゲストとしてリモートで出演する。

 1月15日に南太平洋トンガ沖で起きた海底火山噴火で、日本ラグビー界では、さまざまな支援の輪が広がっている。
 現在開催のリーグワン試合会場では、ファンがトンガ国旗のボードを掲げて応援したり、場外では、募金活動に選手や観客などが協力したりと、ラグビーを通じてトンガと深い絆で結ばれていることがわかる。

 このような友好関係は、1980年に、のちに日本代表となるWTBノフォムリ・タウモエフォラウとNO・8ホポイ・タイオネの2名がトンガから来日し、大東文化大学が「そろばん留学」として受け入れたことに始まる。

「毎年この時期になると、日本の地に降り立った時の冬の寒さが忘れられない」。
 NO8ラトゥさんは、1985年2月2日にWTBワテソニ・ナモアと来日し、大東大に入学してラグビー部へ入った。

 ラトゥ ウィリアム志南利。1965年、トンガ王国出身。小学生時代にラグビーを始めた。トンガカレッジ高卒業後、19歳で (1985 年)大東大に留学。全国大学選手権で2度の優勝に貢献した。
 1987年在学中に日本代表に選出され、第1回大会から3大会連続でワールドカップに出場。三洋電機(現・埼玉パナソニックワイルドナイツ)で活躍した。
 その後日本国籍を取得。現在は、パナソニック関連会社で働く。2021 年に発足した NPO 法人「日本トンガ友好協会」の代表を務める。

 現在、日本代表のヴァル アサエリ愛、中島イシレリをはじめ、高校、大学、リーグワンなどで、さまざまなチームにトンガ出身選手が活躍している。

 桜のジャージーを着てワールドカップに出場したラトゥさんに、第1回大会から連続で取材しているスポーツライターの藤島大氏が聞く。外国出身の選手がジャパンを背負う心境、母国相手に戦った夜の記憶、トンガゆかりの注目選手などについてお話しいただく。
「日本トンガ友好協会」の活動についても紹介する。

▽ラジオ番組について:
 ラジオNIKKEI第1で放送。PCやスマートフォンなどで、ラジコ(radiko)のサービスを利用して全国無料にて放送を聴ける。音楽が聴けるのは、オンエアのみの企画だ。
 放送後も、ラジコのタイムフリー機能やポッドキャストで番組が聴取できる。後日配信するポッドキャストは、放送しなかった情報も入った特別版になる。2月14日の同時刻に再放送する。
「Paravi(パラビ)」では15日から動画での配信を予定している。



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