1月30日に秩父宮ラグビー場でおこなわれたリコーブラックラムズ東京×東京サントリーサンゴリアス戦において危険なプレーをし、レッドカードを提示されていたサンゴリアスのテビタ・タタフに対し、ジャパンラグビーリーグワンは、5試合出場停止の追加的処分を決定したと発表した。
サンゴリアスのナンバー8として同試合に出場していたタタフは、前半35分、相手フランカーの松橋周平に対して、ラック解消後に無謀なチャージをおこない、危険なプレーと判断され一発退場となっていた。
ジャパンラグビーリーグワン2022シーズン公式戦実施要項第34条ならびに、日本ラグビーフットボール協会「不正なプレーに対する制裁に関する規程」に基づき、5試合出場停止となったタタフは、リーグワン・ディビジョン1の第5節(2月6日)~9節(3月11日)には出場できない。
また、1月15日の試合で危険なプレーをし追加的処分を受けていた東芝ブレイブルーパス東京のジョニー・ファアウリとワーナー・ディアンズについては、処分の減免措置が決定。
これは、頭部へのコンタクトの対処手順におけるコーチングの介入(Head Contact Process Coaching Intervention)を同クラブがワールドラグビーに申請した結果、決定されたもので、4試合出場停止だったファアウリは3試合出場停止に減免、ディアンズも同じく1週間減免となり、3試合出場停止から2試合出場停止に変更となった。
これにより、ディアンズは今週末の第5節から出場可能となり、ファアウリは第6節からプレーできる。