1月23日、「スポーツwoman オンラインアカデミー supported by リポビタン」がオンラインで開催された。参加したのはラグビーと陸上をしている小学3年生から6年生の女の子たち。
ゲストはそれぞれの競技の第一人者でもある桑井亜乃さんと寺田明日香選手。桑井さんと一時期、セブンズラグビーに挑戦していた寺田選手は同郷(北海道出身)で、以前より親交あるコンビということもあり、お互いのやり取りも息ぴったりだった。
イベントはラグビーの桑井さんと寺田選手の時間に分けて、それぞれクリニックを行った。
セブンズ女子日本代表として活躍した桑井さんは、「ラグビーも陸上も体幹が大事」と話し、体幹や瞬時の反応を養うトレーニングを紹介。
女子100メートルハードルの日本記録保持者の寺田選手は、「速く走るにはきれいな姿勢が大事」。正しく体を動かすためのトレーニングを教えてくれた。
参加者たちは2人が教えてくれるユニークで目新しいクリニックに愉しみながら真剣に取り組んだ。
イベントの最後は質問コーナー。参加者の多くが挙手するなか、いくつかの質問に桑井さんと寺田選手が丁寧に答えた。
「チームの練習がないときはどうしていますか?」という質問に、桑井さんが「私はフィットネスに課題があったので一人で走ったり山登りしたりしていました」と答えれば、寺田選手は「私は自主練で縄跳びなどをしていました。でもチームの決められた休息日の時は休むことも大事。友達と遊ぶなどしてリラックスするなどしてください」と回答。ときには練習で疲労がたまった自分の体を休めることも大事だということを伝えた。
イベントはリアルイベントで開催される予定だったが、コロナ禍の影響でオンラインでの開催になった。それでも、イベント自体はモニター越しでも十分楽しめるもので、熱心にメモを取る参加者の姿も。有意義な時間となった。