スペインに遠征中で「HSBC ワールドラグビー セブンズシリーズ 2022」のマラガ大会(第3ラウンド)に出場している男子セブンズ日本代表だが、厳しい戦いが続いている。大会2日目の1月22日も2戦連敗となり、13位以下のトーナメントに回ることとなった。
プールBに入った日本は、初日、アイルランドとオーストラリアに屈し、2日目の同組最終戦では、コアステータスを持っていない格下の招待チームであるドイツにも0-29で敗れた。
前半ラストに根気よくつないだドイツに先制され、0-5で折り返した日本は、後半開始早々、敵陣深くまで攻め込んだものの、相手のしぶとい守りにボールを失い、カウンターを許し失点。3分には日本のミスからドイツが連続トライを挙げ、その後、日本は反則も続くようになって流れを悪くし、さらに点差を広げられ完封負けとなった。
プールBで最下位となった日本は9位以下のトーナメントに進み、プールCで3位だった開催国のスペインと対戦することになり、ここでも10-31と敗れた。
しばらく根競べのような状態が続いていたが、日本は前半3分にディフェンスを破られ先制を許すと、6分にも相手につながれ失点。ハーフタイム前にはターンオーバーからトライを奪われた。
後半も最初のキックオフボールを確保できず、開始20秒で失点。その後もタックルミスから点差を広げられた。
意地を見せたい日本は後半6分、津岡翔太郎が個人技でディフェンダーを振り切ってトライを奪い返し、試合終了前にも津岡が切り込んでオフロードで石田大河につなぎ得点を重ねたが、反撃が遅かった。
この結果、日本は13位以下のトーナメントに進むこととなり、23日の初戦でケニアと対戦する。