ラグビーリパブリック

日野レッドドルフィンズがリーグワン2部で開幕から連勝 釜石シーウェイブスは連敗

2022.01.23

攻守にわたってアグレッシブだった日野レッドドルフィンズのFLパーカー アッシュ(撮影:高塩 隆)


「NTTジャパンラグビー リーグワン2022」をディビジョン2で戦う日野レッドドルフィンズが、開幕から2連勝だ。東京・秩父宮ラグビー場で1月23日、釜石シーウェイブスRFCと対戦し、56-17で制した。
 釜石シーウェイブスは2連敗。

 序盤、日野レッドドルフィンズは相手の攻撃に耐え、新加入SO北原璃久のペナルティゴール(PG)で先制すると、前半22分には敵陣深くに入ってラインアウトからモールで押し込み、この日デビューのHO濱野隼也がトライゲッターとなった。

 対する釜石シーウェイブスはPGで得点したあとの31分、敵陣深くに入り、FLサム・ヘンウッドが密集をこじ開けてインゴール中央に持ち込み、コンバージョンも決まって逆転した。

 それでも、日野レッドドルフィンズは36分、またもラインアウトからモールでゴールに迫り、HO濱野がインゴールに突っ込んで再びリードを奪った。そしてハーフタイム前にも攻め込み、アドバンテージを得ると、SO北原がキックパスを放ち、右外にいたWTB吉川遼が捕球してインゴールに持ち込み加点した。

 日野レッドドルフィンズは後半もペースを握り続け、PGで23-10としたあとの49分(後半9分)、WTB吉川が軽快なフットワークでゴールへ疾走。52分にはハーフウェイからSO北原が抜け、サポートしたWTBチャンス・ペニーがゴールに持ち込んだ。

 57分に危険なタックルをした釜石シーウェイブスのFLヘンウッドにレッドカードが出されると、数的有利となった日野レッドドルフィンズは3トライを追加し、大勝となった。

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