ラグビーリパブリック

ワールドセブンズシリーズのバンクーバー大会は2月から4月に、LA大会は3月から8月に変更

2022.01.21

今週末のマラガ大会に参加する各国代表の主将たち(Photo: Martin Seras Lima, World Rugby)


 国際統括団体のワールドラグビーは1月20日、「HSBC ワールドラグビー セブンズシリーズ 2022」のカナダ・バンクーバー大会とアメリカ・ロサンゼルス大会(いずれも男子大会)の開催日程変更を発表した。

 理由は、新型コロナウイルス感染症の世界的蔓延による継続的かつ不安定な影響と、それに伴うさまざまな課題から、選手、ファン、スタッフ、そして社会の人々の健康、安全を最優先し、大会のインパクトや楽しみを最大化するため。
 当初2月下旬に予定されていたバンクーバー大会は4月16日~17日に開催されることになり、ロサンゼルス大会は3月上旬予定だったのが8月27~28日に変更で、男子シリーズのグランドフィナーレを飾ることになる。

 なお、4月上旬に予定されていた香港大会(男・女)は2022年シリーズではおこなわず、今年11月4日~6日に開催日を変更して2023年シリーズの開幕戦としてキックオフすることが昨年11月時点で決定している。

 2022年シリーズは舞台をスペインに移し、今週末には第3ラウンドのマラガ大会がおこなわれるが、コアチームのニュージーランド(男・女)やサモア(男)はコロナ禍での出入国制限が厳しいこともあって前回のドバイ大会に引き続いて参加を見送り、出場予定だったフィジー(男・女)はチーム内の選手・スタッフに新型コロナウイルスの陽性者が確認されたため、マラガ大会は不参加が決まった。

 同じくコアチームの男子セブンズ日本代表は一週間前にスペイン入りしており、マラガ大会のプールステージではアイルランド、オーストラリア、そして招待チームのドイツと対戦する。

 今年は7月下旬にイングランドでコモンウェルスゲームズ(英連邦競技大会)、9月中旬に南アフリカのケープタウンでワールドカップ・セブンズが予定されており、その大きなイベントへ向けてもワールドシリーズの戦いは注目されている。

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