ラグビーリパブリック

帝京大の岩出監督が勇退へ。試合後会見で自ら明かす。「キャプテンには2、3日前に伝えました」

2022.01.09

10度目の優勝を花道に。部員たちに胴上げされる帝京大・岩出雅之監督(撮影:松本かおり)

 1月9日の大学選手権決勝で4大会ぶり10回目の優勝を遂げた帝京大学。9連覇をはじめ、そのすべての優勝で指揮を執った岩出雅之監督が、勇退することを発表した。

 勇退の発表があったのは、決勝と表彰式直後の記者会見。国立競技内の会見室で、監督本人がメディアに告げた。

 細木主将康太郎と二人で臨んだ「優勝会見」の最後に、自らマイクを持って切り出した。

「少し時間をいただけますか」とことわって話した。

 下記は、その後の会見場でのコメントの概要。

「帝京大学の監督は、今日のこの試合を持って終わりにしようと思っています。キャプテンには2、3日前に伝えました。試合前なので、選手のマインドにはさわりたくなく、学生には黙っていたのですが、彼(主将)は、一緒に卒業をしていくし、大丈夫かなと思って伝えました。他の部員には先ほどロッカールームで話しました。メディアの皆さんにはいろいろとお世話になりました。貴重な経験と、充実した時間をいただきました。詳しくはまた大学とも話し合って…。後任ももう決めてありますので。優勝して、一番いい時に渡すことができてよかったかなと思います」

 詳細は機会をあらためて発表される。

Exit mobile version