1月7日に国立競技場で予定されていた「NTTジャパンラグビー リーグワン2022」の開幕戦、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ×埼玉パナソニックワイルドナイツ戦(ディビジョン1・カンファレンスA)は開催中止が決定した。
リーグの運営等をおこなう一般社団法人ジャパンラグビーリーグワンによると、5日までに埼玉パナソニックワイルドナイツに6名の新型コロナウイルス感染症陽性者が確認され、3名が検査中、残りの選手も濃厚接触者として認定されたため、キックオフ予定時間の48時間前までに試合登録に必要な選手がそろわないことが確定し、「ジャパンラグビー リーグワン2022シーズン公式戦実施要項」第43条および新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインに基づき協議し、開催中止を決定したという。
埼玉パナソニックワイルドナイツは検査結果を受け、すぐにチーム活動を中止し、保健所の指示に従っているとのこと。チームの公式サイトで、「試合を楽しみにされていた皆様・関係者の皆様、またご心配をおかけしております皆様に心より深くお詫び申し上げます。当面、チーム活動を一旦休止いたします。チーム活動再開時期につきましては、保健所の指示に従って参ります。今回の件を重く受け止め、新型コロナウイルス感染拡大防止対策をより一層強化し、チーム一丸となって徹底して参ります」とコメントを発表した。
なお、この試合の勝点の扱いは、クボタスピアーズ船橋・東京ベイに勝点5が付与され、埼玉パナソニックワイルドナイツは勝点0となる。
また、1月16日に予定されている、埼玉パナソニックワイルドナイツ×NECグリーンロケッツ東葛の試合開催については、改めて発表される。