ラグビーリパブリック

東京サンゴリアス新加入のダミアン・マッケンジー、練習試合で“初トライ”挙げる。

2021.12.25

前半15分、マッケンジーが先制トライを奪う。昨年度新人賞のクボタWTB金秀隆を振り切った(撮影:見明亨徳)


 東京サントリーサンゴリアスに新加入したニュージーランド代表のダミアン・マッケンジー。「NTTジャパンラグビー リーグワン2022」開幕を2週間後に控え、12月24日、クボタスピアーズ船橋・東京ベイとのプレシーズンマッチにFBで先発した。

 前半15分、スピアーズのゴール前で相手の反則を得ると、自らタップしてボールを回す。最後は再びボールをもらうとポスト左インゴールへ先制トライを決めた。トライ後のコンバージョン・キックでは「微笑みの貴公子」という異名どおり、かすかに微笑みを浮かべ難なく成功させた。
 この日は後半22分まで出場し、1トライに難しい位置からのコンバージョンを含めゴールキック4本すべてを決める活躍。
 試合後の対応はなかったが「チームの勝利」に貢献した。前後半40分ずつで東京サンゴリアスが42-19。最後に20分間の試合もおこない、63-33で制した。

マッケンジーはコンバージョンで微笑みを浮かべた(撮影:見明亨徳)

 クボタスピアーズ船橋・東京ベイは南アフリカ代表HOのマルコム・マークスがコロナ感染予防措置などで現在も現地にとどまっている。前後半の3トライはフォワードがスクラムトライやラインアウトからモールで奪うなど、マークスの穴を埋めた。

後半38分、クボタスピアーズ船橋・東京ベイがモールからトライラインを越える(撮影:見明亨徳)
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