埼玉パナソニックワイルドナイツが12月13日、2021-2022シーズンの新体制を発表し、OBである元日本代表ウィングの福岡堅樹氏がアンバサダーに新任したことが明らかになった。
福岡氏は今春、順天堂大学医学部生となり、ジャパンラグビートップリーグ2021でMVPの活躍をしてワイルドナイツの優勝に貢献したあと、引退していた。
「私のプロラグビー選手としての5年間を支えてくれたこのワイルドナイツに、今度はアンバサダーとしてこれからも携われること、本当に嬉しく思います」とコメントした福岡氏。「このチームの持つ素晴らしい文化や魅力を多くの方々に知ってもらえるよう、アンバサダーとしての仕事を通してチームに恩返しをしていきたいと思います。これからは皆さんと共にワイルドナイツを応援し、日本ラグビーを盛り上げていけると嬉しいです!」
一方、この日は退団スタッフも発表され、スクラムコーチ兼チームコーディネーターを務めていた相馬朋和氏らの退任が明らかとなった。三洋電機時代から数えて選手として13年、コーチとして8年、ワイルドナイツで活躍してきた元日本代表プロップの相馬氏は、すでに9月には退団、退社していたとのことで、10月より母校の帝京大学にてラグビーの指導に携わっている。