一週間にわたっておこなわれてきた「ワールドラグビーアワード 2021」は12月10日に最終日を迎え、女子15人制の年間最優秀選手賞はイングランドのゾーイ・オルドクロフトが受賞した。
オルドクロフトは身長181センチ、体重85キロでフォワードの2列と3列でプレーでき、2021年は女子イングランド代表の全8試合に先発出場、チームの18連勝に大きく貢献し、女子シックスネーションズ(欧州6か国対抗戦)ではMVP級の活躍で3連覇を成し遂げた。確実に仕事をするハードワーカーで、女子イングランド代表のパワフルなパックのなかで確固たる地位を築いている。
25歳の誕生日を祝って迎えた11月21日のアメリカ戦では初めてキャプテンを任され、自らもトライを挙げて大勝し、最高の形でシーズンを締めくくった。
来年はニュージーランドでワールドカップが開催される予定で、2大会ぶり3度目の優勝を狙う女子イングランド代表にとってオルドクロフトはますます大きな存在になりそうだ。