ラグビーリパブリック

今年の女子最優秀セブンズ選手はシオファニ フランス人選手初の受賞

2021.12.10

モデルのような容姿で注目され、ラグビー選手としての実力も証明したシオファニ(Photo: Getty Images)


 ワールドラグビーアワード2021で年間最優秀女子セブンズ選手賞が12月9日に発表され、今年の東京オリンピックで銀メダルに輝き、フランス人選手として初めてこの賞にノミネートされていたアンヌ=セシール・シオファニが受賞した。

 ほかには、東京オリンピックで悲願の金メダル獲得に涙した女子7人制ニュージーランド代表主将のサラ・ヒリニや、同大会3位になったフィジーのアロエシ・ナコジとレアピ・ウルニサウも候補となっていた。

 ハンマー投の選手だった父と、砲丸投、円盤投を得意とした母とは別の道に進み、18歳でラグビーを始めたというアンヌ=セシール・シオファニ。27歳で迎えた今年、東京行きをかけた最終予選で7トライを挙げて切符を獲得し、両親と同じオリンピアンになった。
 身長180センチでスピードもある彼女は、真夏の東京オリンピックでも活躍。開幕戦(フィジー戦)以外の全試合でトライゲッターとなり、計7トライを挙げてフランスの銀メダル獲得に貢献した。

Exit mobile version